気にしすぎる性格の人必見! HSPの優れた能力をご存じですか?
最近、HSPの人自身が情報発信をする事が増えてきており、HSPの人がいつもどんな思いで、どんな生活をしているのかを目にする機会が多くなりましたね。
そのような情報を見ていると、
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些細なことで夜眠れなくなる
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人の多いところに行くのが死ぬほどつらい
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自分一人だけの時間がないと消耗しきってしまう
など、共感できる部分が多く、「自分もこの人たちと同じようにHSPなんだな…」と思うようになったのではないですか?
さらに、HSPという超過敏な性格でありながら、自分に合った生活環境や職場を見つけて、幸せに生きている人を目にする機会も多いでしょう。
そんな中で、
「たとえHSPでもその特徴を理解して、苦手なことをカバーできる、もしくは得意なことを活かせるような環境があれば、充実した人生を送れる」
と考えた方も多いかもしれません。
そこで本記事では、HSPの定義、苦手な環境環境、そして優れた能力など、HSPの人が、自分だからこその強みを理解し、自信をもって生きていけるようになる情報をご紹介します!
HSPとは?
まず初めに、HSPとは具体的にどういうものなのでしょうか?
HSPは、感受性が非常に強く、刺激を過度に受けやすい人の事を指し、Hyper Sensitive Person(非常に敏感な人)の頭文字をとって、HSPと呼ばれています。
またHSPは後天的なものではなく、5人に1人が生まれつき持っているといわれている珍しい特性です。
全体人口のおよそ2割しかいないと考えると、残りの8割に合わせるようにできた社会で、HSPの人が生きていくのは大変そうですね。
HSPの人の苦手分野
自分とは異なるタイプの8割の人に合わせた社会で生きていくとなると、自分の力を発揮していくために環境選びがとても重要になってきます。
大人数の環境
HSPの人が苦手な環境の一つは、人が大勢いる環境です。
感受性が非常に強いために、あらゆる人の感情や言動に影響されまくって、脳がオーバーヒートしてしまうのです。
実際に、「6人ぐらいの人数であっても、全員の表情やしぐさ、話し方が一つひとつの情報として敏感に感じてしまう。さらに、一人ひとりの内面まで想像してしまうため、情報量が多すぎてプチパニックになる。」
という方がいらっしゃいます。
飲食店などの、「突発的な対応」が多い仕事
飲食店などは、常に職場の状況が目まぐるしく変化していき、ありとあらゆる情報を同時に処理していかなければなりません。
しかしHSPのひとは感受性が強いため、普通に生きているだけでも頭の中が情報だらけなのではないですか?
その上で、同時並行で処理しなければいけない情報が大量に上乗せされたらどうなるでしょう。
頭の中がパニックになり、仕事どころではなくなってしまいそうですね。
私はおそらくHSPという程ではないのですが、飲食店でバイトしていた時は、お客さんの顔色や会話など、どうでもいいところが気になりすぎて、仕事をまともにできなかった記憶があります。
攻撃的な人や、足を引っ張るような人がいる環境
足を引っ張る人はどこにでもいます。
しかし、普通なら無視できる程度の攻撃でも、HSPの人はそれを敏感に感じ取り、多大なダメージを受けてしまいます。
その結果能力を発揮するどころではなくなり、感受性の高さが全面的に悪い方に出てしまうのです。
そのため、そのような人に心当たりがあれば一刻も早く距離を取り、 能力が活かせるような環境に身を置いてほしいと考えています。
実はすごい!HSPの優れた能力!
「感受性が鋭い」というHSPの特性は、補うべき欠点ではありません。
むしろ活かすべき強みになりうるのです!
頭を使う仕事で真価を発揮する
HSPの人は、感受性が鋭い分、情報収集能力が非常に高いです。
そのため、普通の人では気が付けないような情報に多く気づくことが出来、それらの情報を熟考することが出来ます。
現代には、
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webライター
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デザイナー
などの熟考を求められる頭脳労働がたくさんあります。
これらの仕事をするうえで、HSPの特性は最強の強みになりうるのではないでしょうか!
共感能力が高い
HSPのひとは、人の感情を敏感に感じ取れるため、表立った対立が起きる前に問題を解決できることが多いそうです。
実際に、人と話しているとき、相手の声のトーンや話し方を常に気にしてしまうため、
「この人は今イライラしているな」「ピリピリして居心地悪いな」
と思う事がしょっちゅうあるというような悩みを抱えている方がいらっしゃいます。
しかし裏を返せば、表立ったトラブルが起きずとも、相手の不快感を鋭く察知できているとも言えませんか?
取り返しのつかない事態になるまで相手の気持ちが想像できないような人もいる社会の中、この特性は、むしろ人間関係のトラブルを抱えないための強みとなるでしょう。
創造力が高い
創造性とは、一言でいうと「新しいものを作り出す能力」のことを指します。
HSPの人は感受性が高い分、情報収集能力が優れており、さらにその大量の情報を熟考することが出来ます。
そのため、普通の人では思いつかないような物や、画期的な商品を生み出しやすいんです!
実際に、
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アーティストのATSUSHIさん
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芸人の田村敦さん
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作家の春明力さん
などの有名な方々も、HSPであるそうです。
こんなにすごい方々がHSPと聞くと、自身も可能性に満ち溢れた人間である気がしてきませんか?
まとめ
HSPと聞くと、
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「些細なことが気になって仕方がない」
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「傷つきやすい」
など、生きずらさを伝えるような情報をよく目にします。
しかし私は、HSPとは治すべき欠点ではなく、むしろ活かすべき強みだという考えを持っています。
そのため、この記事を読んだHSPの方が、自分に少しでも自信を持つきっかけを得られたなら幸いです。